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焦りがちな春化粧と風邪をひいた僕
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作詞 マサ |
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薄緑色の庭を見て 切なさを少し感じていた
自転車に乗ったあの人を 待っていた土曜の真昼間
後悔するのは何時だって どことなく満たされてる時で
何もせず佇んでいても 虚しくて笑えるだけだろう
季節が変わっていく 僕は風邪をひいた
裂けた木枯らしと 焦りがちな春化粧
僕は仮初の愛の歌を一人口ずさんでいる
雲が流れてく空を見て 旅立ちの日々を夢見ていた
自転車の音が通り過ぎ 影だけが残った夕間暮れ
少しひび割れた写真盾 いつの日か閉じ込めた笑顔が
何となく憎たらしくって 大切に何処かしまいこんだ
暗闇迫ってきて 僕は眠たくなる
揺れた電灯と 群れを為した夜光虫
僕は目を閉じて逃げることも出来ず立ち尽くしている
何かが足りない 風邪薬を買いにいこう
明日になったら きっと全部忘れてるさ
今夜はとにかく 風邪薬を買いにいこう
裂けた木枯らしと 焦りがちな春化粧
僕は仮初の愛の歌を一人口ずさんでいる
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