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自分の内心は綺麗だと思っていますか?
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作詞 ヴォノ |
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「おまえがやらなきゃ誰がやる?」
「君は一人じゃない」
「頑張れば結果が出るよ」
「だから頑張れ」
「君の為に言ってるんだよ」
口で言うだけなら酷く簡単だ
最終的には他人事だから言えるセリフだ
「ずっと一緒だよ」
「誰よりも大好きだよ」
「世界で一番好きだよ」
寄り添う大半の恋人が最終的にどうなるか…
最終的に二人がどうなるかは分かってる
「涙が出るほど辛かったんだよ?」
それだけの傷をあんたは随分簡単に他人に喋るな?
相手に自責の念や同情が湧いたら満足か?
「お前みたいな大人にはならない」
…さぞ立派な大人になるのでしょうね
他人の行為ではなく人間を否定している
そんなあんたはかなり出来た人間なんだな
腐ってる奴に宣言する「あんたみたいにはならん」
根本的に何も意味がない 黙って蔑んでいればいい
「自分は死のうと思いました…」
そんな事他人に言うまでもない
本気で死にたい人間はとっくに死んでる
だから?と聞きたくなる告白
何を望んでわざわざ他人にそれを言うのか?
「絶対こうするべきだよ!」
こんな回答ばかりが蔓延する
自分が言った通りに相手が影響受けたら満足
自分の望んだ反応があれば満足
そうやって無意識に優位に立つのが人間
誰かに相談する時は
「自分はこう思うけど…」
「じゃあ結局あんたは本音でどうしたい?」
こういう回答が欲しいんだろうな
薄っぺらい言葉はそろそろ心を打たなくなった
使い古されたキレイな言葉は聞き飽きた
あんたの本音が聞きたいね
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