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Fate−運命−
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作詞 星砂 |
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今年の冬もこの郷に 白い雪が降りました
今年の春もこの郷に 赤い花が咲きました
貴方に捧げます この命を
けれどそれにはまだ 早過ぎて
私のこの手には 数多の命が懸かっているから
小指の約束 守れるように
私は貴方を愛しています
運命とは憎しみ合うことですか
忍びとは寄り添え合えないのですか
川の瀬が貴方の想いを運んでくれる
鳥の声(ね)が私の愛を届けてくれる
この彼方の地で 二人で会いたい
夏の空が綺麗です 貴方の郷ではどうですか
山の紅葉が映えています 貴方の郷でも見えますか
貴方に仕えます この心を
それが私に出来る 最後の事
貴方の為ならば 陰日向なんて関係ないから
契の絆 果たせるように
貴方は私を愛して下さい
運命とは決められたものなのですか
忍びとは傷付け合うだけですか
十\六夜の月が儚く夕夜に浮かぶ
紅の椿水面に波紋を残す
忘却の地で 巡り会いたい
小指の約束 守れるように
これからも貴方を愛しています
運命とは作り築いていくもの
人とは互いに認め合うもの
隔たる谷風が二人を結びつける
いつか分かつ時が来ても思いは共に…
この彼方の地で 通じ合いたい
忘却の地で 貴方を愛する
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