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体温
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作詞 為麿 |
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「 淋しくて死にそうな夜には
いつでも私をお呼び下さい
きっと 吸血鬼のように飛んで参りますから 」
嗚呼 白黒の景色に汚れたRedが塗りたくられる
毎日毎日絶え間なく
私を綺麗な色にはしないで 汚して
純粋なんてどうでも良い
私は唯 したいことをするだけよ
貴方に抱かれたいから その腕に飛び込むの
その後は もう貴方にお任せよ
callがない日には ワインを頂戴
勿論白は嫌 赤でなきゃ
潰さないで 穢れたimage
どうしようもなく暖かくて
あの冷たさが好きなのに
逃げても逃げても 追いかけてくる
嫌いなのに 心地よく感じる
何の為に求め 彷徨っていた?
私が真に求めたものは 何だったの
この 暖かさではないの...?
初めて出会った体温
この世界の中に埋もれていたなんて
気付きもしなかった自分を 死ぬほど憎んだ
こんな私でもいいの?
また戻ってしまうかもしれない
完全に穢れきった私でも いいの...?
哀れな少女の物語を綴った一冊の本のように
破かれてしまえば終わりなのよ
たったひと時の温もりであったとしても
私はきっと 貴方を愛していると云える
ドロドロになった私の顔を舐めて 癒して
見たことのない微笑を浮かべて 貴方は眠る
はたから見れば普通の光景 私から見れば可笑しな光景
私がじっとしている筈もないというのに...
馬鹿な人ね。
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