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My self.** Winter story ver. **
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作詞 春姫 |
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本当にほしかったものはなぁに?
本当に要らなかったものはなぁに?
そんなものはじめから何一つ無いんだ。
すべて白紙のページで覆われてるんだ。
真っ白なんだ。
雪は嫌いだ。
冷たくて凍えそうで無性に寂しくなるからだ。
だから冬は嫌いだ。
色んな奴等が舞い上がって馬鹿みたいにはしゃいでるからだ。
自分がやけに惨めに思えるのはそんな奴等が増える所為だ。
ゆきは好きだ。
白くて食べられそうで,でも触ったらすぐ消えてしまう
あの貴重なものがとても愛しく思えるから。
だからふゆは好きだ。
町じゅうのみんなが笑顔いっぱいになって嫌な事なんて忘れてしまえるわ。
皆さん機嫌が良くなって優しくして下さって自分ひとりじゃないって思えるからだ。
私には
ふたつのかおがある。
俺には
どちらも見過ごしちゃいけないんだ。
目を閉じちゃいけないんだ。
しっかり見開いて本物の自分を作っていかなければ。
だって良いところも悪いところも私なんだから。
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