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傷薬
作詞 アウトレット
「歩き出したのはいつ?」
覚えてはいないが
この2本の足で歩いてきたのは確かだ

けつまずいた事もあった 
擦り傷を作ってきた
癒される暇もないまま傷を背負い歩いてきた

傷が疼いて立ち止まり動けない僕の足に
そっと優しく薬を塗ってくれたのはあなたでした

沁みる痛みに目が覚めた 
涙を浮かべる僕を見て
「効いてる証拠」とあなたは言った
この痛みは優しさ 癒されている痛みだ


「泣いた数は何回?」
覚えてはいないが
泣いた数だけ強くなってる気がした

縋ることも忘れて 
泣くことも忘れて
甘えという名の言葉を胸のうちに閉じ込めた

胸が痛んでうずくまり震えてる僕の元へ
そっと優しく薬を出してくれた 
それは「言葉」という名前のクスリ・・・

胸の痛みがその言葉で
嘘のようにとれてった
塞き止められていた涙が
とめどなく流れてった 癒されている証拠だ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 傷薬
公開日 2006/03/07
ジャンル ポップス
カテゴリ その他
コメント この詩の中に出てくる「あなた」は、あえて指定はしていません。読んでくださった方の判断に任せます。「親」か「恋人」もしれないし、「親友」かもしれません。
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