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藍の雨音
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作詞 銀猫 |
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窓の中から藍の空を眺めて
愛する人を思い出す
いつしか藍は曇って
心に冷たい風の音
降り積もった想いは崩れ
僕と空は泣き出した
硝子越しに伝わる雨の音
白い華に雫が落ちて
扉の隣に置いた銀輪に雨が伝い
銀の粒がきらきら光る
いつしか涙は床に落ちて
雫は止まることなく流れ出す
窓を開けて
雨に濡れた華を一つ摘む
儚い姿は愛しい人と似すぎていて
手の平へと涙と共に花弁が落ちる
嗚呼愛しい人
サヨナラを儚い君へ
一枚欠けた白の華と共に
開けた窓から藍の空を見上げて
僕は君にサヨナラを
愛を乗せた華は
雨の音に霞んで消えた
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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