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言の刃（ことのは）
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| 作詞 アウトレット |
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ある人に僕は贈り物をした
値段は高くはないけれど
一杯の感謝の気持ちを詰め込んで
そして付き返されたんだ
「邪魔になる」の言葉と共に
その時僕は確かに感じたんだ
普段水に浮く油のように消えることなく心にあった
その人への感謝や思いやりが
洗剤でも入れて混ぜられたかのように
跡形もなく心に溶けて無くなるのを・・・
僕は思い知った 人の言葉が
この世界のどんな刃物よりも
鋭くて痛いことを
そして自分もその刃を持っていることに
その言葉を耳にしたときに
反響するように耳の奥から
僕は確かにその時聞いたんだ
閉ざした心があまりの冷たさに
カチコチに凍り付いていって
パリパリとヒビが入った音を
普段は柔らかい心でも 凍らせられれば脆いもので
いつもなら跳ね返せるぐらいの
言の刃ですら凍った僕の心を砕くには
十\分すぎる鋭さだった・・・
僕は思い知った 人の言葉が
この世界のどんな刃物よりも
残酷で冷たいことを
そして自分はその痛みを覚えたことを
言葉を持つ者は誰もが 刃を持ってる
言葉を聞く者は誰もが 無傷ではいられない
だけど持つ方もそして聞く方も
刃を葉にかえる力を持ってるんだ
僕も持ってるんだ 言葉の刃を
でもその痛みはもう覚えたから
言の刃より言の葉を
僕は出会う人みんなに降らせてあげよう
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