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新幹線
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作詞 七海子☆ |
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ホームへと続く階段 一段一段踏み締めて
いつもの大きな背中が 私の前を行く
喋り出す気配もなく ただ地面を見つめてる
ふと君を見れば 時計と標示を見比べている
隣に居て当然だった 近くに居て当たり前だった
君が居なくなるなんて 考えたコトなかった
アナウンスと同時に 悲しみが込み上げてきた
ホームに滑り込む新幹線 君は何も言わず歩き出す
ココで止めたら 傍に居てくれるかな?
やっぱり離れたくない自分に今さら気付く
涙が頬をつたっても きっと誤魔化すと思う
こんな強がりな私を 愛してくれてアリガトウ
『サヨナラ』
そんな悲しい言葉の代わりに 「頑張れ」って言った
君は頷いて手を振った そんな2人を遮るようにドアが閉った
暖かい風が吹いて 春を感じさせた
君は私の知らないトコで 遠い街へ
どこへ行っても君は 頑張れるはず
それだけは必ず私が保証するから
まだまだ好きな君へ 新幹線を見つめて心で叫んだ…
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