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先輩。
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作詞 美麗 |
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ねぇ、この想い届きますか?
気軽に 声掛けられる 関係じゃないから、
交わすのは、 いつも「こんにちは」だけ。
なのに 一目合ったときから、
もう 好きになっちゃってました。
何を 言ったら いいのか…
上手く この気持ち 伝えられないけれど、
それでも、 分かって欲しくて。
3階の私のクラスから、 グランドが見えます。
その先に 見えるは、 先輩の姿。
昼休みになると いつもサッカーしてるね。
こっそり、 応援してたりして。
先輩がシュートすると、 思わず心の中で ガッツポーズ。
友達に「ねぇ、聞いてる?」なんて
言われちゃったりして。
階段で すれ違っても、ちゃんと声 掛けられなくて
通り過ぎた後、 ふと振り返る。
その瞬間 「目が合いますよーに」って祈りながら。
淡い期待は いつだって、 叶わないのにね。
それでも やっぱり 願ってしまうのは、
先輩のことが 好きだからなのかな。
どんなに 諦めようって思っても、
上手くいかないのは 近くに先輩がいるから。
なのに 手が届かないのは、 心に距離があるから?
もうちょっと 早く産まれてたなら…
何か 変わっていたでしょうか?
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