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花談−KADAN−
作詞 アウトレット
歩道の隅の小さな花壇 
行き交う人を見つめてる花
囲いの中にひっそりと咲く

冷たい石で守られるのは 
誰かが踏もうとするからだろう
悲しいけれどそれが現実

人は花壇の外から水を与えるのに
時に踏み荒らしたりする
ひどく不安定な足場に人はいる
まるで花壇の縁のような道に・・・


優しい人が誰かを傷つけ 
優しい人が傷つけられる
神はいるかと空を仰ぎ見る

花たちは皆空を見上げて 
雄々しく強い茎を伸ばす
花も神に嘆いてるのか

「人は僕たちをどうしたいんだろう」と
愛でたいのか枯らしたいのか
朝露に濡れた一枚の花弁から
落ちた雫が涙に見えた・・・

愛でては枯らされて 植えられては摘まれて
美しくも悲しい 花談・・・

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 花談−KADAN−
公開日 2006/02/26
ジャンル ポップス
カテゴリ その他
コメント 人ほど二面性を持つ生き物はいないでしょう。戦争を起こすのも人間ですし、それを止めようとするのも人間です。そしてまるで花壇の縁のように、人は水をやる側にも花を踏みにじる側にもなる位置にいます。
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