|
|
|
蒼い星、美しい世界、透明な空
|
作詞 その5 |
|
或る日あなたは言った
私を残して言った
もう疲れたんだと
何に疲れたかも分からず
もう色も見えないほど
薄くなってしまった世界で
何かのために生きるでもなく
何かのためにも死んでいけない
瞳にはもう何もなかった
その奥に私は居なかった
何より悲しかったはずなのに
少しづつ私の瞳の中も
透明に染まっていってしまった
或る日あなたは行った
私を残して逝った
もう捨てたいんだと
何もかも全部を忘れて
ゴミ捨て場はいつも誰か
清掃員が全てを片付けていく
まるで何もなかったかのように
誰も生きてはいないかのように
蒼い星に生まれ落ちても
私はそれを確認できない
この世界のいったいどこが
美しい青だと言うのだろう
ゴミが海に満ちているのに
あぁ、こんなに矛盾に美しい世界で
あなたを失ったことは
悲しかったはずなのに
私はどこに捨てたんだろうか?
|
|
|