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BLANKO
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作詞 ますた |
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最後に乗った日は 冬の初め 隣同士で揺れる 風を切って
左は僕の席 君は右 日が暮れるまで こいでいよう
振り子のように 時間を刻み
二人はこいだ公園のブランコ
あの日の寒さ 今も変わらず
変わったものは 影や枯れ木だ
下校の途中で 寄り道したり 夏の時間を ただ過ごしたり
春の日差しに 身体をあずけ 秋の夕暮れ 使わなかった
前と後ろに 止まることなく
二人はこいだ公園のブランコ
あの日の景色 今もそのまま
心の中は 未だあの頃
幾度季節が巡ろうと あの公園だけ巡らない
たとえブランコが消えても あの日々は消せない
振り子のように 時間を刻み
二人は何処か 公園もブランク
冬の寒さは 心まで響く
変わったものは 全て僕だ
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