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体温
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作詞 楠木葵 |
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君が遊びに来て 早速部屋の片付け
「何でこんなに散らかってるの」と
何故か凄く 楽しそうに笑っているんだ
その瞳は何なの? ちゃんと映してる?
何もかもが未熟な感情
育つ前に摘んで 花を探しているんだろう
どんな距離よりも 近くて 遠くて
一緒にいるとか 奇麗事なのかもしれないけど
手を伸ばしたら 遠ざかった想い
まだ僕の心から 離れようとはしないけど
手を開いて 一緒に重ねた君の
その体温を 抱きしめたいとか思ったよ
ベランダに出て 寒くて寒くて
「早く暖かくなればいいね」と
声がハモって何か 無性に楽しくて
偽りとかは 一切ないけど
本当に大切だから
その手を握れないとか 逃げ道なのかな
どんな日々よりも 愛しく 想う
傷ついたときも 奇麗事じゃなくて素直に想う
つま先を伸ばしたら 近づいた君
嘘を吐いたときも 優しさと受け止めたい
1歩踏み出して 逃げたんだ
強くありたいと 願ったばかりなのに
そんな日々も愛しく思えて
こんな自分も好きになれたら
手を伸ばして 掴める想い
ずっと僕の心に 永遠に在るのだろう
手を開いて 一緒に重ねた君の
弱気な僕はその体温を 抱きしめたいと願うばかり
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