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いつもの僕等は
作詞 千鈴
いつもの景色  いつもの校庭  いつもの教室  いつもの席で  そんな事  忘れてしまっても  良いと思ってた

一日一日を  適当に過ごしてた日々も  もう失くなりかけていた

桜舞う並木道  若葉の匂い吸い込んで 僕は新たな一歩を  踏み出したのさ
初めての物に  少し戸惑ったけれど  今となっては  良き思い出  君に出会えて

夏の終わりに  急に愛しくなった友に  わざわざ会いに行ったときも  少し照れくさかったけど  ホントはとても嬉しかった  君のぬくもり

秋になって  少しだけ  今年の終わりを感じ始めた  落ち葉を踏んで  歩いてみたけど  寂しい気持ちは変わらなかった

初雪が降る頃には  街はもう聖夜の香り  小さい子が大きなプレゼントを抱えて店から出てくる姿が  微笑ましい季節

「ハルナツアキフユ」季節は流れ  時折僕を悲しませる

いつものみんなで  いつもと同じ  道を歩いて  いつもの笑顔で  笑い合う様な  そんな日々は  消えかけていた

いつもの香りも  いつもの声も  いつもの時も  いつもの色も  いつもの光も  いつもの暗闇さえ  僕の目の前で現れては消えるんだ

昔の僕だって  今の僕だって  僕なのは変わらない

ただ違うのは  失った物たちと失った友たち

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル いつもの僕等は
公開日 2006/02/23
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 学校生活
コメント 卒業や転校の切ない気持ちを書いた詩です。
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