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グリーンヒル
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| 作詞 porunoageha |
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「世界に愛を」
そんな言葉さへ
届かないここは
名前すらない
小さなグリーンヒル
赤い屋根の家と
白いハンモックと
あとは錆びた世間体
緑の風が運ぶのは
思い出の香りと時間だけ
味のないパンを片手に
自由を描いた壁を眺めて
熱弁を振るうテレビの上の
ほろ苦いコーヒー
湯気を立てる
「自由はどこだ？」
そんな歌を鼻で笑って
星を数えてる
誰も知らないグリーンヒル
昔着ていてた
小さなプライドはほつれて
埃をかぶってる
移りゆく世界をよそに
ハンモックに揺られ
変わらない光を
ただ浴びてる
そうここは何もない場所
空に風で舞った木の葉を
口笛で踊らして
この先どうなるという疑問符を
お手玉にしてる
そしてこう言おう
なにも縛られないこの手に
なにが一番合うの？
答えは風に変わって
グリーンヒルは今もなびいてる
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