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甘い薬と苦い水
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作詞 木月 朝夏 |
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いつから此処に
居たのだろう?
先が無いなら
後戻り
傷は深く
晴れ上がり
痛みが引いたら
出来上がり
右手には
甘い薬
左手には
苦い水
さぁ、どちらが良い?
水差し
枯れ落ちて
苦い水
無くなった
人は喜び
口々に言う
“もう不味くて苦い水は無い”
少女は知ってる
一人呟く
皆に聞こえぬよう
“甘い薬は苦い水で出来ていた”
苦い水は紅く紅く
甘い薬は黒かった
傷を抉るなら
甘い薬
傷を癒すなら
苦い水
さぁ、どちらが良い?
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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