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わすれない。
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作詞 虎太朗 |
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「もうスグ卒業だね」
この言葉を聞くたびに涙が出そう。
3年生、私を入れて6人だったテニス部。
たくさんの後輩。
言うこと聞かないやんちゃな後輩。
それをいっつも叱ってたのは、あかね。
うちら5人もよく怒られた。
ムカッときたときもあったけど、凄く頼りになる部長だったよ。
ありがとう。
そんなあかねを支えてたのは杏理。
すごく優しい子だから皆にキツイことは言わなかった。
でも、皆のことをよく考えてくれてた。
ホントに優しい優しい副部長。
ありがとう。
ちょっとワガママだった彩香。
でも、彩香の明るさには皆が助けられたよ。
皆、彩香が大好きだった。
すごく楽しかったよ。
ありがとう。
天然な美和。
普段はよく掴めない美和だったけど、テニスに対する思いは1番強かった。
試合のときに張り切ってた美和がいつも浮かんでくる。
ありがとう。
そして、私のダブルスのペアの愛美。
私の1番の理解者で、何でも相談できた。
試合前には2人でテニスコートを借りて練習したね。
負けたときは2人で泣いたね。絶対に忘れないよ。
ありがとう。
1人1人にそれぞれの"ありがとう"があって
みんなみんな大すきなんだ。
大好き以上に言葉が出ないけど
ホントにホントに大好きだよ。
高校はみんな別々だけどまた6人でテニスしようね。
卒業式はたぶん泣くことしかできないと思う。
みんなに伝えたいことはちゃんとあるんだけど、
やっぱ泣くことしかできないと思う。
楽しかったから、
辛かったから、
たくさんの思い出があるから、その分の涙を流すんだよ。
みんな大好きだよ。
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