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夢と現実
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作詞 クローバーとバスケットボール |
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たとえば、生まれてからずっと、夢を見ていたんだとして、目覚めてしまったら何が、現実と言えるんだ?
目を覚ましたくなんかなかった。知らなければよかった・・・!
ある日、目覚めたら僕は、何一つ持ってはいなかった。
あぁ、やっぱり人の住む世界がいい。そこでしか生きていたくない。
たとえ、そこが戦いや罪や痛みが待っていたとしても。あの世界がいい。なぜこんなにも人は恋をするのか?こんなにも人のそばで生きたがるのか?
失って初めてわかる物がある。
ぼくらは、確かにここにいた。
あまりに小さくこっけいで愛おしいぼくらの証
どうしようもなく、次々と涙があふれ・・・消えた
気がつくと、たった一人生き残ったぼくの前に今まで見たこともない赤く萌える空と、ここに死んでいるはずの元、命を写しこみ、まるでそれらを包み癒すように、赤く、静かに、そこに在った
それがすべてを裏切ってここに来た意味か?
誰一人いない世界で、罪に身を裂かれながら・・・
生きていく
僕らはそれを「愛」と言うのか!!
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