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中学生Life
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作詞 赤信号●○○ |
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3度目の期末テスト
一時間目からユウウツで
単語カード読み上げる クラスメイト横目で見ながら
今日が早く終わるように ただ祈っていた
テストが配られた時 心ココには無くて曇り空見上げながら シャープペンシル手に取った
それでもこのユウウツは消えなくて
ぼ−っとしながら描いたのは 試験官のハゲ頭
そこで少し手を止めて答え見なおすフリして
まじまじと眺めてみた なかなか良い出来だ
結局白紙で出したテスト
放課後 職員室に呼び出され
担任にくどくど説教を受けた それも耳には入らない
やっと話が終わって怒っている担任に
「先生最近キレイになった」と言ってみた
案の定担任は頬を赤らめ照れくさそうに「早く行きなさい」と
その瞬間 僕は開放された
帰り道テストがどうのこうのと討論し合う奴らの横を抜けて
草むらに隠してある 通学許可ステッカーの貼\っていないチャリにまたがる
まだ少し肌寒いこの時季 チャリで受ける風は冷たい
あと二年この中学生Lifeを過ごせば
僕はホントに開放される そうすれば教師になって
僕とよく似た 奴を探す
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