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七等星
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作詞 るろうに唄い人 |
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ある夜僕は空を見ていた
綺麗な綺麗な夜空だった
そんな僕の隣を歩く君
うつむきかげんで歩く君
目を合わせるだけで
「さよなら」を言われそうだから
目はあわせないでおこう
とても切なく悲しくなるから
僕は上を向いたまま歩いた
目にためた涙を流さぬように
僕は君の星になりたかった
君の心の宇宙に輝く
一番眩しい一等星に
だけどなれなかった
見えない七等星だった
その夜僕は空を見ていた
綺麗な綺麗な星空だった
君の瞳の中にある
綺麗な綺麗な星空だった
僕はその中に僕を探した
必死に僕を探した
「いてほしい」と願いながら
必死に僕を探した
僕は君に見てほしかった
何等星でもいいから
だけど僕は七等星だった
見えない七等星だった
その時君が言ってくれた
「七等星だって光ってるよ」
その言葉に必死にこらえていた
流れ星が僕の目から流れ落ちた
君は僕を見ててくれた
僕は君の七等星
君の心の奥底の
光輝く七等星
ずっとずっと輝くんだ
見えなくたって輝くんだ
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