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作詞 南 東西 |
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暗闇に敵を求めた 近付き手を伸ばし確かめた
自分で作った暗がりに 影だけが揺れてる
見えないものに触るとき 僕らはいつも怖気づいて
都合のいい敵に 山ほど理由をつけた
意味もなく拾ってきた 武器に力などない
戦わず逃げてきた 強くないって知っている
どこまで光を求めれば 掲げた手を傷つけずに済むのか
この場所にはまだ意味があるのか
自らの作った色に飲み込まれて
この手も見えずにいる
隣には誰が居るの ただそれだけが知りたくて
手を伸ばしたけれど 指先までは伸びない
敵が居るのか知りたくて その場にあった武器を振った
暗闇の中で ヒトと斬りあった
手探りで引き当てた 武器に理由を託した
曲がったままの指先に 赤色が滲んでいた
叫んだ 痛みの限りに 続いてる分だけまた繰り返して
そして聞こえた 誰かの声だった
聞こえないフリしてまだ続けていた
間違いと気付いていた
疲れ果てて 安らぎ求め 少しでもいい光を望んだ
掲げた手を傷つけてたのは 一体誰だ?
ここに居ると 触って欲しかった
間違いは止めろと 殴ってくれよ
認め合おう ここには君が居る
暗闇という敵に光を灯す
掲げ合おう 傷付いたその手を
武器でない言葉に意味を込めたとき
過ちは強さになる
光はこの眼に在る
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