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グロリアス グロリア エーグレット
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作詞 霧闇 |
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信じれば空さえ飛べるなんて
先生が言ったから
明日になれば飛べるんだって
毎日眠る前につぶやいた
いつまで待っても
羽根なんて生えなくて
先生は大声で笑った
「そりゃそうだ」
ねぇ この 終わりなんて知らない
羨望を、切望を、どうすればいい?
ねぇ この 心にだけ生えてた
翼の欲望をどう満たす?
ねぇ ホラ 羽根の音が泣いている
信じれば明日さえ変わるなんて
誰かが言ったから
明日が来たら飛べるんだって
飛べるんだって
―\―\―\―\いえないよ。
ねぇ この 折れてしまった羽根を
絶望を、孤独を、どこにおけばいい?
ねぇ ホラ 心にだけ生えてた
翼はとうに死んでいた
翼はとうに枯れていた
僕らはとうに死んでいた
ねぇ この 舞い散る羽根の雪を
集めて、両手に、抱きしめていて?
ねぇ ホラ その羽根を僕の手で
翼と呼べる形にするよ
翼はとうに死んでいた
翼はとうに枯れていた
僕らはとうに持っていた
翼を紡ぐこの指を
ねぇ ホラ 羽根が胎動に揺れ
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