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アンチドートモノクローム
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作詞 霧闇 |
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この世界そのものには 色なんてなくて
朝になると太陽が 光で世界に色を塗る
光がなければ 僕の姿など見えないのに
醜い自分でなど、いなくて良いのに。
*もっともっと濃密な
液体質の暗闇をくれ
何も見えぬよう 君も 僕も
消してくれ 早く 早く
この身体そのものには 形なんてなくて
朝になれば太陽が 光で僕らを彫り起こす
光がなければ 僕の心などわからぬのに
汚い心でなど、いなくて良いのに。
*REPEAT
音のない闇の中なのに
君の声が聞こえてきた
手の形の暗闇が 僕の心をつかんで
僕の名前を呼ぶ
ずるいよ その声で呼ばれたら 僕は。
光がなければ 僕の心などわからぬのに
汚い心でさえ、君は抱きしめる。
汚くなければ、洗う理由などないでしょう?
清浄の光が、そういって笑った。
濃密な闇が、泣いた。
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