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君の手を
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作詞 イヨ♪ |
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何度も 何度も
にぎろうとした 君の手
何度も 何度も
にぎろうと思った
いつだって僕が不安な時
手をにぎりしめてくれた 君
「大丈夫だよ」って言って笑ってくれた
その時はいつも涙があふれた
2人で出かけた遊園地の帰り道
勇気を出して君の手をにぎろうとした
でも震えてた 自分の手を見て
情けなくて にぎるのをやめた
悲しい顔の君も 切なく泣く君も
何よりも愛しいと思った
何よりも守りたいと思った
手をにぎれば安心してくれるだろうと思ったけど
どうしても 君の手をにぎることができない
でも いつか 必ず君の手をにぎるよ
いつか 僕が君の手をにぎれば
君は笑って「ありがとう」と言ってくれるだろう
今はどうか待っていて
僕が君の手を優しくにぎるその日まで
ある日 君は交通事故にあった
その連絡を聞いて 僕は病院へと走る
たどり着いて いた君は 白い布を顔にかぶせていた
布をどかすと 安らかな顔で君は眠っていた
僕は君の手をはじめてにぎった
君が僕の手をにぎりしめてくれた温かさはもうなく
君の手は 冷たかった
何度も 何度も
にぎろうとした 君の手
何度も 何度も
にぎろうと思ったけど
こんな形でにぎることになるなんて
悲しさと後悔で 涙があふれた
僕は何度も 何度も
君の手をにぎった
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