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俺=君
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作詞 咲 |
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君のはにかんだ笑顔
今でも記憶に残っている
まだ感触の残る俺の手の平
君が生きているような気がするのは
俺だけか?
差し込む朝日に目が覚める
いつも俺の右側にいるはずの
優しい寝顔の君は
どこにもいない
窓を開ける まだ寝ぼけた顔をして
可愛く駄々をこねる君は
どこにもいない
人間は食べるから生きていられると
むちゃくちゃなことを言って
いつも俺に朝食を
とらせようとする愛しい君は
どこにもいない
人間は所詮ヒトリなのだと
思い知らされた
どんなに愛していても
愛し合っていても
必ずいなくなるから
もう誰も好きにはなりたくないんだ
俺は君が好きだった
君を抱きしめる
君は小さく笑って
俺の首に腕を回す
今どこにいるんだ
逢いにいくから
泣かないで待っていろよ
違うな 泣いているのは俺だ
ココロが苦しい 痛いと泣いている
俺=君が
俺≠君に
なったのは何時だろう
まだ余韻の残る俺の手の平
俺=君になる日は
まだ見えない
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