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ほのぼのタイム
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作詞 沙羅っこ |
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甘いケーキ抱いたスポンジを
大きな樹木風に靡かせ
蒼い呟きみたい。
白い手紙を渡して
空を仰ぐと
心地よい無力感がやってくる。
萌える碧を
瞬く程に
浅ましく眠らせて
持て余した時
とてもとても暑い日を
わたしが歩いていたなら
偶然にも夢想は
虹を描きながら
雨さえ降らせなかった。
弱々しい空気を見つけて
踊り続けても止むことなく
進む道に叫べば
暖かく舞い降りる銀の華が
惜しみなく煌き飛び散った。
進むための
笑ったときは
歩み疲れても
まだ微笑んでいるから
とてもとても暑い日を
わたしが歩いていたなら
偶然にも夢想は
虹を描きながら
雨さえ降らせなかった。
燃え続ける言葉が
まだ崩れ落ちないのなら。
妖精がくるくる歌うくらい
神秘な時間。
乗り遅れてしまった箱舟は
騒がしくある揺り篭に
眩しいくらいの戦いを
ずっと刻み込んでいたもの
とてもとても暑い日を
あなたが歩いていたなら
偶然にも夢想は
虹を描きながら
雨だって降るわけがない。
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