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タイムマシーン
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| 作詞 くじらになりたい |
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知らない街で 君と歩く 少し後ろ はぐれないように 歩く速度 あたしに合わせてくれてるの？ 見慣れない景色 過去の君生きた街
口数少ないけど 伝わる優しさ 時々振り向いて 『おせぇなぁ』 憎まれ口も あったかい 太陽に透けて オレンジ色の髪 キレイ…
連れてって 慣れた足で いろんな思い出聞かせて 得意げに指さして 『俺達のたまり場』 小さな古いラーメン屋 『ここ結構\うまいんだよね』
昔の君想像して 知らない君見つける その頃出会う事すら 知らなかった二人 『不思議だね』 そう言ったあたしに 何も言わずに笑った
この街で 誰かに出会い 誰かに恋した君だけど 今隣にいる君に 恋したのは このあたし もっと知りたくて でも少し淋しくて…
『夜になったら景色も変わるよ』 歩き続けた足の痛みも まったく平気だね もう誰にも この場所は譲りたくない そしていつか 君の隣に…
『飲みにでも行くか』 このさいどこでもいいわ 眠気なんて 気にならない もう少し話してたいの 『ほら行くぞ』 つないだ手 離さないで
『元気にしてたか？』 マスターと顔馴染み よく来てたんだ 好きそうな雰囲気 似合ってるよ 『いつもの場所』 ここに座ってたんだね 隣には誰が？
赤と青 二層になった キレイなカクテル 『夜から朝になる感じをあらわしたお酒なんだよ』 何て名前だったかな 二つのグラス 音を立てる
気分もなんだか 心地よくて 君の隣が心地いい やっと気が付く 足の痛みに くたくたになった 自分がいて いつしか夢の中へ…
あったかい… 君の背中で 目を覚まして もう少しこうしてたくて 寝たフリしたんだ くしゃみでバレて 『起きたんなら下ろすぞ』 くしゃみのバカ
部屋についたら ベッドにダイブ ダブルベッドに 沈む二人 重ねた唇 動物のように絡み合って 月の光に溶けていく…
『愛してるよ』
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