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お国嫌い
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作詞 戌 巴麟 |
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話の無い話に耳を傾け
相槌打って愛想笑い
別に苦しんでるのは
お前だけじゃないのに
俺だけじゃないのに
評価が欲しいと願っても
中身がなければ意味が無い
いくら満足な出来だって
見てもらわなきゃ意味が無いのに
見てるだけならワケないのに
一人の人間を把握できる奴なんていない
自分ですらもわかんない
人が人である事を決めたのは人なのに
人が人である意味を見出せない
生まれ持った幸せの破片
破片だけじゃ役立たず
賑やかな友人の輪で
無意味な仲間はずれ妄想してる
孤独主義は甘ったれって
誰かが言ってた
誰だっけな。
合理主義の鵜呑み主義で
動いてるこの社会
非合理主義のカタブツは
自己満足ってあしらわれる
自己陶酔って笑われる
死んだ後どうなるのか知ってる奴に聞きたい
科学きょうの私が死んだらどうなるのか
絶望した手から落ちたのは
幸せの破片。
破片合わせに走ってみた
あれも違う これも違う
どこにもない。
幸せが無い。
下を見れば蒲公英
アスファルト突き破って
堂々と必死に生きる花
泣いた。
涙が落ちたところに
幸せの破片で大きく書いた
自分の名前。
私は死んでも誰かが
これを見てくれたらいい。
私の墓 私の証
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