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帰り道の情景
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作詞 アルミさん |
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アスファルトから見上げる 高い高い空
広いキャンバスに オリオンが輝く
今まで気づかなかった 空はどこにでもあるのに
荷物が重い帰り道 雲のない空に
下弦の月が ほのかに光り
どこにも立っていないような
そんな気がした
目に入った風が 再び僕を歩かせるまで
荷物が重い帰り道 背が少しずつ
丸くなるけど それでも首だけ
上を向けて時間をかけて
歩いていた
この日にしか見れない 空の姿を忘れたくない
アスファルトから見上げる 高い高い空
携帯の画面には 真っ黒に映った
今まで気づかなかった 空はこんなにも儚い
荷物が重い帰り道 家の前の坂道で
すこし休んだ ほのかに光る
星と月を 音のない世界を
眺めていた
明日には消えている 空の姿を焼き付けたくて
荷物が重い帰り道 ドアを開け靴を脱いで
すこし悔やんだ 目に入る光
音と言葉 騒がしい世界
すこし悔やんだ
今にも消えかけてる 空への気持ちを失くしたくない
部屋の窓から見上げる 高い高い空
広いキャンバスに オリオンが輝く
今まで気づかなかった 空は、どこにでもある
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