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いつか絶対言うから、それまで待っててくれ
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作詞 わたげ |
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小せえ頃
料理の苦手な俺が作った
もうすでにたまごやきではないたまごやき
それでも
母さんは涙流しながら おいしいおいしいって
食べてくれた
嬉しかった
小せえ頃
俺の書いた母さんの似顔絵
全然似てもないし 色遣いなんてめちゃくちゃだった。
だけど
優しい笑顔で笑って
似てるよ、うまいねえ と
俺の頭なでてくれた。
このひとは 何でこんなに
暖かいんだろう
何でこんなに一緒にいると
嬉しいんだろう
小せえ頃も 今も かわらない後ろ姿
今は俺の方が 全然背も大きいが
心と 優しさと 温もりは
どこを取っても
俺の方が断然下だ。
だから今は
俺がその腰を支えてやる。
ずっと俺の親で居てくれよ
ずっと俺の隣で見守っていてくれよ
「・・・・・・ありがとう」
「え?何?何か言った?」
いや なにも。
今は何も言えねぇけど。
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