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まどろみ
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作詞 ROSE TONGUE |
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南の空は高く
薄い藍色の天井に
小さな三日月をかたどる
東の空は青く
未だ昼間の乾きを
残したまま透けている
西の空は茜色
落日を隠す雲が
山吹のこぼれ陽を包む
背中合わせで座る
此処に居てもふたりは
今見ている世界も
同じはずの空の色さえも
まるで違うまま生きる
夕日に燃える
枯木の影が過ぎて
色あせる向うには
今日が終わっていくよう
揺らぎながら沈むとき
穏やかな息遣いを感じる
もう振り向いたりしないで
哀しいさよならは言いたくない
置き去りにされても
また明日≠ニ唄おう
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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