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心詩
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作詞 Mr.who |
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閉めきった部屋で
誰の心にも触れない
名曲が生まれた
やつれた肩に
古いギターぶら下げて
名曲を奏でる
それは綺麗な音色だった
この部屋がステージに思えた
居るはずない観客の前で
感動の渦を呼び起こす
地道な活動が
やっと認められ始めて
歌がお金になる
広すぎる家の
裕福すぎる生活
心が軽くなる
世間に溶けたこの声は
窮屈そうに泳ぎ回る
混沌の果てに溺れても
太陽に向けて手を伸ばす
最初の夢は何だったっけな
夢見る事が夢なのかもしれない
幼い肩に
乗せた重荷の分だけ
不自由な気がした
開いている檻で
誰の心にも触れたくない
ココロノナイ キョク シカ ウマレナクナッタ
とても汚い音色なんだ
こんな歌を聴かないでくれよ
居ないはずないファンの前で
情けない姿を晒して
自身を揺さぶるこの声は
いつでも僕の傍にいた
鏡の男と喧嘩して
言葉は脆くなるだろう
もしもそれが広くなろうとも
絶対それは深くならないから
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