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季節
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作詞 庸々 |
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最初に頑張ろうって決めたことを
最後まで貫き通せない
そんな自分がイヤでたまらない
バイトも辞めてしまった
いざというとき
なごり惜しい気がするけど
続けていく自身がなかった
小さいころピアノも習ってたけど
部活に入って中途半端になって
そこで終わり
何もかも長く続いたことがない
あの人と遠距離になって
連絡はとりあえず沢山取ってた
離れてる分つながってたくて
忘れてほしくなかった
でも やっぱり寂しくなって
疑ってしまって
迷惑になって
ダメになってしまった
そばにいた あのときは
時間がこのまま止まれば
何もかもそれでいいと
本当にそう思った
落ち着く腕の中で
静かに目を閉じて
支えられていた
幸せは長く続けば続くほど
恐くなった
いつか突然なくなるんじゃないかと
怖れていた
でも 終わってしまったら
それでおしまい
あぁ 去年は幸せだった春が来る
新しくバイトを始めたころだった
春は始まりと別れの季節
もうじき冬が明けていく
いつもその繰り返し
また ひとりに戻った
それだけのコト
季節だけが変わらずに
一巡りする
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