|
 |
|
笛の音
|
| 作詞 白子 |
|
遠くで音響く 笛の音（ね）を耳澄ませ
ただ研ぎ落とされたその音を 聞いていた
風を感じていたい 目を細めた
ふ、 と懐かしい風と共に
飛んでいった 私の思い出
思いは いつしか灰になる さらさら音立て消え行く
それでも見届けたいと願うのは 私の我侭か
そう 我侭でも良かった ただ思い出を
感じていたかった 風を思い出を 笛の音を
ふ、 と止まった音に目を
瞑りただ祈った 音の再生
思いは 風と共に消え行いた 気配立てずすう、と
それでも愛したいと願うのは 私の気紛れか
そう 気紛れでも良かった ただ風たちを
感じていたかった 音を思い出を 全てを
|
|
|
本作品の著作権は作詞者に帰属します。
|
|
|
|
