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猫
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作詞 ☆lost-man☆ |
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生まれてすぐの時から ぼくの側にいて
寂しさなんて 味わったこともなくて
自分自身が 猫であるという事も知らない
生まれてから ほかの猫も見たことがない
そんなキミでも しっかりと今まで生きている
希望を持っているのか 持ってないのかは知らないけど
あきらめずに毎日を 過ごしている
自分は人間なんだって キミは思っているだろう
ぼくだってキミに そう思っていてほしい
いつまでも ぼくの隣で 寝音をたてながら
安心して 眠っていてほしい
生まれてすぐの時から ぼくと一緒にいて
親の顔なんて 一度も見たことなくて
自分自身が 住みついてる世界の事なんて
ほとんど何も 知らないことしかなくて
そんなキミでも しっかりと名前を持っている
この世に生きてるという 存在を証明する印
潰してしまわないよう 抱き上げる
『ぼくとキミは一緒だ』と 思ってるだろうけど
それでいいんだ 間違ってなんてないさ
いつまでも キミが元気で しっぽを振りながら
穏やかな目で 擦り寄ってきてほしい
いつの日か ぼくたちは離れていく
そんな日が 来るだろう けど最後まで
一緒にいてほしい この世界で出逢えた事
それを忘れたくなくて・・・
キミは
いつか別れが来る事を 何も知らないけど
ぼくだって 知りたくなんてなかった
『けど知ってしまった・・・』
キミと過ごせる人生 刻々と過ぎていくけど
一瞬一秒を 宝物にしていこう
離れる日まで 離れてからも 命を賭けて
守り通すよ
キミがいなくなった世界で
生きるのが 怖いから
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