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夢色-ユメイロ-
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作詞 緑蝶 優 |
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とても寒い夜だった 何も聞けない風だった
とても眠い夜だった 何も見えない色だった
見えない道が 私をさえぎる
悲しい声が 私を縛る
どこまで行ってもこけてしまう
私の足は もう動かない
どんなに腕を伸ばしても
必ずそこに 壁がある
頑張っても いけないから
頑張っても 苦しいから
強くなれないね、頑張っても
私の色は どこかへ消えた
強くなれないね、駆けてっても
私の胸は 動きを止めた
とても寒い夜だった 君は駆けては泣いていた
とても静かな夜だった 君は色を失った
悲しく響く 何かの音が
泣くから僕は 眠れなかった
追っても追っても 追いつけない
何度も掴んでは 消えていくから
この手には何も 残らなくて
僕はそこに立ち尽くして
悔やんでは 思い出すから
悔やんでは 泣きたくなるから
強くなれるよ、頑張れば
僕の目も 動きを止めた
強くなれるよ、続けたら
もう止めた 君が消えた日
どんなに辛くても責めないよ、君の弱さを知ったから
強くなれなんて言わないよ、僕が君を守るから
戻らぬ色風 想いにうなり
すべての音が 世界に混じる
白黒願わぬ 色彩願う
色づく地なら 夢物語
「強くなんてなれない さそんな心は持っていない」
「強くなれるよ そんな君なら」
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