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作詞 黒蝶
月明かりに照らされ鈍く光るこの鎖が
僕の自由を奪っている

助けを呼ぶ声は誰にも届かず冷たい空気に溶けてゆく
泣くことも出来ず僕は唯囚われている

自分の記憶をどれだけ辿っても
呼ぶことの出来る名前が一つも無い

この牢に繋がれた僕の存在に誰が気付くだろう
僕が幾度声を枯らせても誰も見てくれない
無音の闇に光が差すことは無いのだろうか?

倒れそうになってもこの鎖がそれを阻む
存在理由の無い僕は何故此処に居るのだろうか

僕を牢に繋げる鎖は緩む気配もなく僕に絡みつく
狂いそうになるのを抑え闇を見つめる

今自分が生きているかさえ分からなくなるが
頬を伝う緋色の水がソ\レを気付かせる

何故此処に囚われているのか知らない
僕の記憶には何も刻まれていなかった
そう自分の名前すら・・・

この牢に繋がれた僕の存在に誰が気付くだろう
僕が幾度声を枯らせても誰も見てくれない
無音の闇に光が差すことは無いのだろうか?

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公開日 2006/02/01
ジャンル その他
カテゴリ その他
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