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卒業の日
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作詞 萌 |
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絶対泣かない。
なんて言っていたね
なにも知らなくて
小さくて
みんなで使った教室
こんな狭かったのか
散々逆らった先生
こんなデカイ人だったのか
落書きだらけの机
こんな小さかったのか
大好きだった仲間
こんな増えてたのか
大好きだったあの人
見てるだけでドキドキだったっけ
全部カバンにつめて
今日は卒業式
最後の制服
最後の返事
最後の思い出
入学式カバンの方が大きかったあの頃
今じゃ潰れて両腕でかずけないよ
入学式ガボガボだった制服
今じゃ袖が短くて
返事が恥ずかしくてモジモジしてた
今じゃ返事したくてしょうがなくて
思い出をぽっけに入れてたあの頃
今じゃいっぱいでカバンにも入らないよ
絶対泣かない。
なんて言っていたね
なにも知らなくて
小さくて
大きくなれたかな
きっとなれたさ
皆がしてくれたさ
してあげたさ
でも、
最後は泣いちゃった
急にあったかいのが目から溢れた
すべての思い出がよぎってね。
最後に学んだこと
涙はあったかくて
気持ちよくて
幸せなときも出るってこと
あんなデッカイ先生も、仲間も、教科書も、
教えてくれない。
自分の心が教えてくれた
あったかくて優しい涙
絶対泣かない。
なんて言っていたね
なにも知らなくて
小さくて
でも大きくなれた
あの暖かい大きな粒が教えてくれた
『幸せの涙』
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