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失恋
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作詞 ゆう |
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君にありがとうと言いたい
何ともあっけなく終わりは来たけど
それでもあの頃僕は本当に君のことが好きだったし
君も同じ気持ちでいてくれたんだよね
終わりっていうのはあっけなくくるもんだ
「終わりにしたいの」というだけでやってくるんだもんな
僕は戸惑ってパニクって
だけどそれ以上嫌われたくないと思ったから
情けないけど分かってないのに「分かった」って言った
君に他に好きな人が出来たのかもしれないし
ただ僕といるのが嫌になっただけかもしれない
そうして他の誰かと君はまた好き合うんだろう
僕も多分また好き合う子と出会うと思う
だけどこれだけは忘れない
君という人に会って一瞬でも僕等は両思いだった
そして楽しい時間を過ごしたということ
悲しい時間を乗り越えたということ
喧嘩は本当に悲しかったけど
仲直りした時絆が深まったと思ったんだ
僕はまだ幼くて
行き場のない君への気持ちをおさめようと
君を嫌いになろうとした
だけど出来るはずなんてなかった
だって僕は好きなまま別れたのだから
今の僕は君への感謝の気持ちでいっぱいなんだ
僕と付き合ってくれたということは
僕を1人の男として見てくれたということだろ?
君を守っていく男として認めてくれたということだろ?
だから感謝してるんだ
一人前の男にしてくれたことに
君にありがとうと言いたい
何ともあっけなく終わりは来たけど
それでもあの頃僕は本当に君のことが好きだったし
君も同じ気持ちでいてくれたんだよね
もしもどこかで君と偶然出会ったとき
君はどんな顔をするかな
また笑いかけてくれるかな
それとも驚いた顔をするかな
僕は君の顔を見れないかもしれないけど
それは憎んでいるからじゃない
僕に勇気がないだけだから
すれ違いざまに心の中で囁くと思う
「ありがとう」って
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