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遠謀
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作詞 沙羅っこ |
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毎年此処へ来る。
暑い冬も寒い夏も同じ。
多くの季節。
好きなセイシカの花。
シアン色の空 祈りと願いの狭間に
赤花を投げた。
あの海へともう一度帰りたい
まだ珊瑚の中にあるの?
真っ青な青空の下にある
淡い時間を受け止めて。
暑いあの日に還りたい。
あの亡骸は誰のものなの?
今日はもう眠ろう。
掠れた音楽のラジオを消しきった。
もう夜は深くて。
壁に投げた時計
時を忘れて流した涙
このまま終わって。
六月には呼んだ嵐が来たら
あなたから歌を学べたのに。
真っ青な青空の下にある
エレンだって知ることはない。
探さなくても大丈夫。
ずっと一人で歩いて行ける。
大きな松明は
消え失せてしまったのね。
だから。生まれ変わる。
ああ 夜が明けてしまった。
あの海へともう一度帰りたい
まだ珊瑚の中にあるの?
真っ青な青空の下にある
淡い時間を受け止めて。
珊瑚の中にあなたがいたなら
私はずっと見続けるの。
真っ青な青空の下にある
誰も知らない二人の世界。
愛とあなたを紡ぎましょう。
永久に話を紡ぎましょう。
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