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傘の下で
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| 作詞 茉田 |
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「そんなに格好付けなくていいのに」
口癖なあたしだったけど
約束が欲しくないわけじゃなかった
不都合なことだらけだ 今日も
あなたの身体を手放しても 脳裏に想い出は残った
雪を握り締める 誰かの手のひらぐらいで
すぐに解けて ほらあたし生きてる
あなた無しでも
約束が欲しくないわけじゃなかった
嘘を見破るくらい簡単だったよ
くだらない指切りひとつ
あたしたちは交わさなかったの
非合理なことに埋もれた いつも
カレンダー捲らずにいても 時計の針は進んだ
傘を掲げてる 誰かの忘れ物なの
晴れの日でも ほらあたし泣いてる
太陽に隠れて
悪戯を恐れてるわけじゃなかった
仕掛けを見つけるのは得意だったよ
届かない距離に最後まで
あたしたちは気付かなかったの
約束が欲しくないわけじゃなかった
嘘を見破るくらい簡単だったよ
くだらない指切りひとつ
あたしたちは交わさなかったの
冗談でも言って欲しかった
「ずっと」って言って欲しかった
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