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無様
作詞 omoigusa
放課後の教室に一人
影が一人
風舞う部屋で目を瞑り
過ぎし日を描く

なぞるようにじっと
撫でるようにそっと
愛でるようにすっと
君を描く

淡い色気に惹かれ
無防備な背を抱いた
言の葉を紡ぐより
ただ唇を押し当てた

君が座ったこの席で
君が眺めた物を見る
君が見詰めた人を観て
君の言葉の意味を知る

瞳閉じて空を仰げば
心擽ぐる甘い香
腕をしびらす柔和な温もり
等身大の君が頬笑む

五感に響く君の全てが
幸せなのだと信じたあの日
今更風に流せもせず
僕は瞼を閉じて泣いた

未だに僕は動けないから
零れる涙は干える事無い
誰も居ない教室の中
無様な自分を嘲った

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 無様
公開日 2006/01/03
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
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