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紙一重の悲劇にAiを
作詞 omoigusa
二つの杯一人で眺め
願望じみた夢に独白
三文芝居唯一のウリは
役者ではなくあくまで演出

見よ、白く冴えたるあの月光を
寂漠の名の亀裂に滲み
彼を惑わす狂気の色を

足掻く主役の必死な様が
観客達に笑いをもたらし
本気で流した涙の味が
演出家達に至福をもたらす
這いつくばって泥に塗れて
それでも主役は足を進める
人の作意とつゆ知らず
必死の相で歩み続ける

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 紙一重の悲劇にAiを
公開日 2006/01/03
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント この人生が一冊の本であれば、こんな具合でしょうかね、僕の場合は?皆さんは如何ですか?
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