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泉ヶ丘にて夕焼けを看る
作詞 omoigusa
黄昏時の泉ヶ丘から
西の方を見てごらん
青と赤と境の白みが
まるでドームのようだろう
邪魔と言われた雲の暗さも
舞台を彩るようだろう

黄昏時の泉ヶ丘から
東の方を見てごらん
春を悦ぶ朧な十\五夜
吐き気がする程綺麗だろう
ナイフの一つもハートに刺せば
宴の一つも始まるだろう

黄昏時の泉ヶ丘から
北の方を見てごらん
北極星を一途に想う
惨めな愚物が輝くだろう
オレの名前をくれてやったら
あまりのマッチに笑えるだろう

黄昏時の泉ヶ丘から
南の方を見てごらん
羅針盤にそっぽを向かれた
無名の虚空が映るだろう
飛べるだなんて勘違いして
柵の向こうに行けるだろう

黄昏時の泉ヶ丘から
遥か彼方を見てごらん
全てと思えたイミテーションが
褪せていくのが分かるだろう
変わらず今を刻まれていく
懐中時計が見えるだろう

黄昏時の泉ヶ丘から
今日を嘲る僕が居る

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歌詞タイトル 泉ヶ丘にて夕焼けを看る
公開日 2006/01/03
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント 自宅付近の高台を勝手に泉ヶ丘と名付けました。
omoigusaさんの情報













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