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花葬
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作詞 東雲 紅葉 |
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心臓に刺した純銀の短剣
両手で掴んで深く貫く
同刻 溜め息橋の袂で
貴方は薔薇の花弁数え笑みを
悲願花のブーケで埋めて
変わらぬ笑みで送り出すの
想いを紡いだ花弁は
河の畔を逝ったり来たり
何処へも辿り着けないわ
純銀の短剣 高麗かな装飾
綺麗に着飾ってまた踊る
届かぬ願いは波に揺れ
まだ辺りを揺らめいてる
創られた子供達
創りだした大人達
壊されるのは...
心臓に刺した純銀の短剣
両手で掴んで深く抉って
痛みすら快楽へ導く
貴方は月下で笑みを
願いは散って星屑
輝く月から零れ落ち
刳り返し刳り返し輪廻は廻る
悲痛な叫びと共に
私は今送り出される
心臓に刺した純銀の短剣
両手で掴んで深く貫く
同刻 溜め息橋の袂で
貴方は変わらぬ笑みで
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