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走れ・進め・止まらずに
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作詞 蒼閣永 |
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何かを失ってもがき苦しんだ
何かを得たかっただけなのに
何か大切なものを失った
ひとつ失ったら
ふたつ失うことが怖くなり
気が付けば自分の殻に閉じこもって
そこで全て失ってしまったことに
気が付けないでいる
悲しすぎる人の感情
重すぎる人の心
冷たすぎる人の目
苦しすぎる人の涙
何かを失って人は挫折を味わって
何かを得て人は至福を感じる
ただその何かを得たいがために
誰かにとっての何かを踏み潰している
失うことを覚えたら
得ることすらも怖くなる
ひとつの事が多くの事に
恐れを伝染させている
一番恐れているのは誰なのか
分かるはずもなく
恐れは人から人へと
伝染していくのに
それにすら気が付きはしない
失うことをいつまでも恐れたって
そこから進むことは出来やしないんだから
避けて通れる道ならば
誰も彼もが避けていくはずだ
それが出来ないからこそ
がむしゃらに人は向かっていく
失うことを恐れて
得たいと思うものが手に入るか
入りはしないことなど
誰もが知っていることなのに
恐れるな・怖がるな・逃げるな
失ったっていいじゃないか
また掴み直せば良いだけのこと
それが出来ないのなら
それ以上のものを手にすればいい
恐れるな 怖がるな 逃げるな
その先にはきっと得たい何かが
待っているはずだから
走れ・進め・止まらずに
逃がさないように掴み取れ
振り返らずに・止まらずに・迷わずに
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