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怯えた月
作詞 庸々
               
僕はそんな的(まと)になりたくなかった
一度目立ってしまったら終わりだ
自分のために全て動けなくなる
辛いよ
寂しくてもひとりだったこと
懐かしい日々を思い出したりしている
孤独と自由は共に生きていた
そんな日が僕にもあった
あったはずだ
臆病にならずに
ただ素直に生きて

僕はそんな注目を浴びるはずじゃなかった
窓を開ければ無数のフラッシュ
まぶしくてたちくらみしそうだ
疲れたよ
見られることに慣れたりはできない
いくら人に応えようと奮い立たせても
楽しめない自分 まわりの期待
押しつぶされそうだ
だれか幕を下ろしてくれないか
カーテンが見付からないんだ
コールされたら出て行くしかない
お願いだ
もう太陽の下に
呼ばないでくれ

あの青い空が見える
遠い日の空
もう叶わない日があるとしても
僕はいくしかない
時代がそうさせたんだ
僕のことを追いやって
動けなくさせようとしている

内向的な僕に
世は冷たい
社会的な行動を必要としていて
僕は順応できなくて
かばってやくれないさ
ああ 弱虫だ なんとでも言ってくれ
そうだ ただの落ちぶれた物さ
逃げ出したい でも逃げるなんて どこへ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 怯えた月
公開日 2005/12/25
ジャンル ロック
カテゴリ その他
コメント ひたすら後ろ向き中
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