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幾つかの奇跡
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作詞 MISAYA |
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冬の雨は寒くて 手は冷たくかじかむけど
こんな季節だから 星は綺麗に輝く
夜にはあがるらしい 12月の雨のし中で
両手合わせながら ため息も白く変わる
ただ黒に埋め尽くされてた こんな空を見上げて
降り続く雨があがる そのことだけ祈った
どれほどこの雨は 誰かを濡らしただろう
そっと白く変わる 雨は雪に変わる
同じ空が降らせてゆく 雨も雪も熱も
受け止めながら僕は またそれを見上げる
起こりうる全ての奇跡が 僕には見えるだろう
まだ止まない雪に 冬を噛みしめてた
今月何度目かの 積もるほどの雪になった
見慣れた白い街 行きかう人で溢れ
今日も見れないままで 眠りにつく時間になる
「星空が懐かしい」 曇り空を見上げてる
行く先を忘れた星が 彷徨うまばらな星空
失くしかけた幸せも 今なら思い出せる
ゆっくりと流れる 星が照らす世界には
こんな思いが幾つ 夢に迷うだろう
冬の空が綺麗だから 待ち焦がれている
来年も再来年も またそれを見上げる
確かめるために見つけ出す 僕だけのあの空を
いつか忘れるために 何を思うだろう
同じ空が降らせてゆく 夢も愛も涙も
受け止めながら僕は またそれを見上げる
起こりうる全ての奇跡が 僕には見えるだろう
まだ生きていくんだ 最後の奇跡まで
冬の空が綺麗過ぎて 待ち焦がれるけど
幾年も眺めてる 同じ場所の星を
生れ落ちたこの世界から 幸せを見つけたい
いつか忘れるために 今を過ごしてたい
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