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無力な拳
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作詞 モス |
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高鳴るこころ、はじける拳、
今こそ自分信じて。
ガソ\リンと血の匂い、
鉄パイプにナックル、
タ〜ボ全開エンジン音
そこには確かに俺がいて、お前もいた。
かけたなにかを埋めてくれる夜の空気が大スキで、
ダチと一緒に良くあそんだ。
危険な空気と血のにおいに引かれて鼓動は高鳴る。
狂気と混沌の中の危なさに挽かれてよくあそんだ
あるときあのバカがバイクで転んだ
その日のうちに逝っちまった
そんなバカなことあるかって、
最初は信じられなかった。
白い服着て出てきたあいつは
ナニが楽しいのか笑ってて、
俺の気なんて知らずに、
とっとと逝っちまいやがった
高鳴るこころ、はじける拳、
今こそ自分信じて。
後々聞いてみたら
アイツは追っかけられてたそうで、
そのせいでこけちまったらしい。
その日俺はたまたま
ほかのばしょにいってて、
助けることが出来なかった
ど〜しよ、なきそうだ。
その場所に行ったら、
そのやつらがいた。
あいつらいってた。
「ばかみて〜、勝手にこけて」
ど〜しよ、きれそうだ。
血がにえたぎって歯がとんで拳がはじけた
冗談じゃない!
なんでこんなやつらなんかに・・・
冗談じゃない!!
拳じゃなにもすくえないというのか!
終わってみて、すっきりしない
なんで俺あんないいやつを殺しちまったんだろ
おれじゃだれも、救えないというのか。
だれかおしえてくれ!
それから時は流れて一年目
またゆきがふり初めたころ
あいつの死んだあの場所には
花が舞っている
あいつの好きだった花が舞っている
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